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マメ知識

ノバルサンオチックとは

外耳炎の治療、外耳を洗浄するときに使用する洗浄液

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ルリの外耳炎

症状 行動 診察方法 処方 値段
2日間くらいの間に、やたらと耳を気にするようになり、後ろ足で頻繁に掻くようになった。
耳の中は赤くどことなく腫れているようで、執拗に描く際に自分の爪でかなり傷ついている。
耳の奥には肉眼でも確認できるほどの黒い耳垢が数個。さらに湿っぽく、臭いもきつい。

診察の結果、「外耳炎」と判明。

1週間後の再検査で、OKもらえました。
耳を器具で覗く
耳垢を顕微鏡検査
病院では、耳洗浄薬(ノバルサンオチック)を使用し洗浄。

自宅でも様子を見て汚れているようであれば洗浄する。
診察料、洗浄薬、痒み止め塗り薬1週間分

¥4200

再診
¥315


外耳炎とは?
 ◆菌やダニ、アレルギーによって引き起こされる、猛烈な痒みを伴う耳の病気。

 動物の耳はその位置や形状から、外耳、中耳、内耳に分けることが出来ます。
集音機の役割を果たしている耳介から外耳道、鼓膜までを「外耳」と呼びます。
鼓膜の奥から振動を伝える鼓室と耳小骨、のどにつながる耳管までを「中耳」、そのさらに奥にある巻貝のような蝸牛、平衡感覚をつかさどる半規管や前庭のことを「内耳」といいます。

外耳炎は、耳介から外耳道、鼓膜までの間で、ダニや真菌の繁殖、アレルギー性皮膚炎が発生することで発症します。

 外耳は、内耳や中耳と違って外界にさらされている状態なためにダニや真菌、細菌、アレルギー皮膚炎が原因でひき起こる皮膚のトラブル、つまり外耳炎になる確立が高い。

 外耳炎は、外耳内の皮膚が炎症を起こし、猛烈な痒みを伴うため、病状行動として後ろ足で激しく耳を掻くことが多い。
皮膚は赤く腫れ、耳垢もたまりやすく、異臭もする。
自分で掻いてしまう行為がさらに耳の皮膚を傷つけてしまうため、発症してからの悪化スピードは速い。

また、外耳炎は慢性化することが多く、完治させるには1ヶ月以上の細かなケアが必要。
悪化すると、中耳、内耳と症状が広がっていく。これを放置すると大変なことになる。
犬の耳の内部画像

 
◆原因は、ダニか菌かアレルギーのどれかが一般的

 外耳炎のもっともポピュラーな原因は、「耳ヒゼンダニ」というダニ(寄生虫)の繁殖によるもの
このダニは、通常は外耳のみに寄生する0.2〜0.3mmほどの大きさのダニで、母子感染することが多い。
そのほかの感染源としては、耳ヒゼンダニに感染した犬に接した事による感染が考えられます。

 この耳ヒゼンダニが体毛などに付着すると、時間をかけて耳まで移動し、外耳部分で定着します。
定着した成虫は、耳垢を栄養分に卵を生み、そこから生まれた幼ダニも耳垢を餌に成長し卵を産みます。
この繁殖のサイクルがあるために慢性化しやすく、完治には時間がかかります。

ダニは高温多湿の場所を好むとされていますが、
たれ耳でも立ち耳でも関係なく感染、繁殖をします。
特に垂れ耳の場合は飼い主の発見が遅れ、症状が進行しているケースが目立つので注意が必要です。

 外耳炎はダニばかりではなく、真菌やカビの繁殖によって引き起こされるケースも多くある。
犬の体長の変化などにより免疫力が低下すると、皮膚の外部からの刺激による抵抗力も弱ります。そのときに、空気中の真菌類やカビが繁殖してしまい、炎症を起こしてしまいます。
 外耳炎を引き起こす真菌として有名なのが
「マラセチア酵母菌」です。
この酵母菌は、普通の生活環境のどこにでも存在していて、私たち人間を含める全てのものが触れている菌です。
通常であれば、皮膚の自浄作用によって繁殖することはありませんが、免疫力、抵抗力の低下、菌の繁殖しやすい環境などの理由で、外耳や、足の裏などで繁殖することがあります。
マラセチア菌の拡大画像
ルリの外耳炎の原因ともなった
マラセチア菌の拡大画像

 アレルギー性の外耳炎の場合も、抵抗力や免疫力の低下、環境の変化などの条件で発症します。
主な原因としては、食べ物に含まれる成分に対してアレルギー反応を起こすことですが、
ドライフードの切り替えや、手作り食であればそれに含まれる成分の中にアレルゲンがあると思われますので、
病院で検査を受け、アレルゲンの特定、低アレルギー性フードへの切り替えが必要になります。


 
◆完治への投薬治療と生活環境の改善 最後は根気勝負

 
外耳炎を完治させたいのであれば、まずは病院で診察を受け、原因の特定を行うのが必須事項です。
上記でも解説したように、3種の外耳炎の原因がありますので、原因をしっかりと特定してもらいましょう。

 耳ヒゼンダニの場合は、耳洗浄で徐々に生息個体数を減らしていくと同時に、ダニの駆除薬の投与を3週間〜1ヶ月間、一定間隔で行います。この期間の長さは、ダニの繁殖のサイクルを超え、しっかりとダニの根絶を図るためで、症状が改善されたからと治療を中止すると、耳の中に残ったわずかなダニや卵が新たに繁殖し、簡単に再発してしまうからです。

 マラセチアなどの真菌、カビ類が原因の場合は、耳洗浄と並行し抗真菌薬を投与します。
これもダニと同様に、1ヶ月ほどの時間をかけて、継続的治療で菌類の根絶を目指します。
それと同時に生活環境の改善(適度な運動、食生活、寝床の清掃)を行い、再感染を防ぐ努力が必要です。
 アレルギー性外耳炎の場合は、診察でアレルゲンを特定し、そのアレルゲンを摂取しないよう、接触しないようにします。さらに、むやみに耳を掻かないようにさせる努力も欠かせません。

 いずれの治療法も、飼い主、愛犬がともに根気強く続けていかなければなりません。
治ったかな?と思ってやめるのではなく、最低でも3週間は治療を続けなければ、高い確率で慢性化します。


 ◆予防への第一歩は早期発見と生活改善

 耳ヒゼンダニは母子感染のケースが多いため、子犬の時期に診察を受け、早い段階で治療しましょう。
いつも使っているベッドや毛布、犬の好む場所や物の熱湯消毒などを行い、菌やダニが繁殖しない環境を作ることも大切です。
耳垢にダニや菌が繁殖するからといって耳掃除のやり過ぎはかえって皮膚を傷つけることになりますのでご注意ください。健康な耳であればさほど耳垢がたまることはありません。耳垢がたまっている時点で外耳内が不健康と考えて、早めの診察、原因にあった治療法を行いましょう。
 耳が垂れている犬種の場合は、寝ているときなどに耳を裏返して通気性を良くしたり、太陽の光を耳の中に当てるのも、菌やカビの繁殖を予防する一つの手段となります。


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