ハッピールリバリー♪ ウェルシュコーギー ルリとスミレのホームページ
別館へようこそ。ここでは、ウェルシュコーギーという犬種についての様々な勉強をすることができます。
本文へジャンプ
ちょっとまめ知識

お手などの芸も…

このページにて紹介したのは、しつけに関して特に基礎で大切だと思うものに限定しました。理由は二つ。

1.これらのオペラントの方法が身につけば、芸を教えるのは簡単だから。
2.書くの大変だから(爆)

お手やおかわり、チンチンなどは同じようにオペラントで覚えさせるのが一番良いと思います。
やはり一番お薦めなのがお手です!コーギーのあの短い足でチョンとお手をされると、グッと来ます(笑)



お手などの詳しい方法がどうしても知りたい方は、ヤフーなどの検索エンジンで「オペラント お手」などのキーワードで検索してみてください。
見切れない程のレクチャーサイトが出てきます。
ちなみに、あべんがこの記事を書く際に参考にさせていただいたのは藤井聡さん監修の犬のしつけと訓練法です。


スポンサードリンク










トップページ別館メニュー>オペラント技法でしつけトレーニング
 
基本オペラント技法でしつけトレーニング

ご褒美を使って基本的な躾を簡単に、かつ迅速に覚えてもらおう。
オペラント技法を使った愛犬にも飼い主にも優しい躾(しつけ)の方法。


◆出来れば褒めてもらえる喜びを覚えてもらう◆

 オペラント技法ってなに?

 一言で言ってしまえば、「餌で釣る」のがオペラント技法です(笑)
犬が一番好きなエサやジャーキーなどを利用して、犬はその好物をあなたからもらうためにはどうすれば良いかという喜求的行動を引き出して、それを繰り返すことで条件反射をさせるようになる訓練法です。

このオペラント技法はこれから教える全てのしつけ、全ての芸において有効な訓練手段です。
ただし、ご褒美の使い方やタイミングを間違えるとおかしな覚え方をする事もあるので慎重に訓練しましょう。
基本は簡単に短い言葉で、楽しみながらです。

オペラントで使うエサは基本的に好きなものなら何でもOKです。
例えば ドライフード ドッグビスケット クッキー ジャーキーなどが一般的なご褒美でしょうか。
これらを使うときはドライフード一粒程度の大きさにして数個を手の中に持ち使います。


 まずは注目させることから始める

 これが全ての始まりです、あなたに注視してもらえないとなにを教えようと身に付きません。
「注目させる手順」
@ 訓練者は犬と向かい合って立ち、手に握ったエサの臭いを一度嗅がせます。
A 犬がエサを非常に欲しがった時点で、少しだけエサをあげます。
B もっとエサを欲しがったところで、訓練者に犬の注意力を集中させる。凝視させる。少しの間集中できていたらエサをあげる。

※これは簡単なはずです。好きなものを目の前に意味ありげに持っているリーダーを見て、ドキドキしないはずがありませんから(笑) しかしこれは犬の訓練に対する集中力を養う訓練ですので、気を抜かずにしっかりとあなたに注目させましょう。


 基本中の基本である「オスワリ・スワレ」

大体のしつけ行動は、オスワリから始まり発展していきます。ここは確実に習得しましょう。
「オスワリさせる手順」
@ 訓練者は犬と向かい合い、エサを持っていることを教えて注目させる。
A 無言で犬の鼻先にエサを持っていき、自然と犬が座る大勢になるよう手を動かします。コツは鼻先から後頭部へ、エサをゆっくり動かしていくこと。
B 犬がオスワリをしたらエサをあげ褒める。これを2〜3回繰り返してください。※この時、エサを持つ手の位置が高すぎると、犬は立ち上がってしまうので手の位置に注意します。
C 座る動作に慣れてきたら、犬が座りかけるときにオスワリと声をかけはじめる。
D 徐々に声かけにも慣れてきたら、訓練者は一歩下がる動作をします。この時に犬がついてこようとしてきたら、訓練者はとっさに前に出てエサを差し出す。※後ろに下がるとき、犬が付いてこようとした場合はこの工程を繰り返してください。
E オスワリという言葉と座るという行為に連動が見れ始めたらそのつどしっかりと褒めてあげる。

※これを繰り返していくうちにオスワリを覚えます。あなたのコマンド通りにオスワリをしたら、
即座に褒めてあげましょう。例え時間がかかっても、根気を出してゆっくりと教えてあげてください。


 オスワリの体制を維持させることで覚える「マテ」

オスワリが出来たら、今度はその場で待機させるマテを覚えましょう。マテは特に犬の服従心を補う大切な訓練です。
コツは、「座っていれば必ずエサがもらえる、動くともらえない」ということを体験させること。
@ オスワリをさせ、ちゃんと出来ていればエサをあげるか褒める。
A 訓練者は2〜3歩下がる。この時犬がついてこようとした場合は、訓練者は前に出て制止させてください。
B 犬が座った状態で待っていたら、訓練者は前に出てエサを与え褒めてください。座っている場所で良い事があると思わせてください。
C 以上の動作を繰り返し、しっかりと待っていられるようになれば、「マテ」と声をかけながらまた繰り返します。この時、コマンドの言葉を連呼しないようにしてください。可能な限り1回のコマンドで従うよう練習してください。
D あとは訓練者と犬の距離と時間を延ばしていき、最終的には長い時間をマテで維持できるようにします。



 服従性の集大成、「フセ」をマスターしよう。

 犬にとって伏せるとは、服従の意思表示をする行為の一種です。
よって、プライドの高い犬や飼い主への服従性が未熟な犬の場合は多少てこずることがあるかも知れません。
我が家のルリは、このフセにてかなり苦戦した記憶があります。ここでは、一般的にやられているオペラント技法と、あべんがルリにフセを教えるときに使ったオペラント技法を紹介します。
 「一般的なフセのオペラント」
@ 犬に向かい合ってしゃがみ、エサを持っていることを教えて注目させる。
A エサを握った手を地面につけるように下げていく。この時犬が自然とフセの体勢になればバッチリです。
B フセの体勢に近い場合は訓練者は下げた手を自分の方へ引き、犬を誘導します。
C 犬が寄ってきて完全なフセの体制になった場合は、指の間から少しずつエサを食べさせます。このとき、頭部から背中部分を軽く押さえ気味に撫でます(立たないように)
D これを繰り返し、撫でたりしなくてもフセの体勢が維持できるようになったらそのままエサを与えて褒めます。
E 動作が問題なく出来るようになれば、コマンドである「フセ」の言葉をかけながら繰り返します。


※ルリはこの作業をめんどくさがりイマイチな成果だったので、もうちょっと遊びに近い感覚を得るために下記の方法で練習しました。
@ 訓練者は片ひざををついて、片方を前に投げ出して犬ががフセの体勢でくぐれる程のトンネルを作ります。
A トンネルを通ればエサがもらえるように犬を誘導して、くぐらせます。
B トンネルの形状上、犬はフセの状態でなければ通れないので自然とフセの体制になります。
C トンネルの中でフセが出来ていればエサを与えて褒めます。これをコマンドを交えて繰り返します。

このほかにも椅子を使ったりするなど、犬がフセでくぐれるようなら何でもOKだと思います。あくまで遊びとして訓練しましょう。


 散歩の主導権を必ずもつために、「アトヘ」を覚えよう。

 犬の群れの中では、常にリーダーが先頭を歩きます。散歩でも、リーダーであるあなたは愛犬の一歩前を歩いているのが一番理想的です。このリーダーウォークを習得するために、アトヘを覚えましょう。
ちなみにこのしつけのコマンドは、アトヘ(後へ)でも、ツケでも、ヒールでもかまいません。
我が家の場合はヒールです。
@ 愛犬に首輪とリードをつけて、広い場所で犬の右側に立ち、自分の左後方に犬をつかせて歩きます。
A この時、エサを左手に持ち、犬が前に出ようとしたらエサで後ろを歩くよう誘導してからエサを与えます。
B エサを握った手の位置は、起立したときに手が来る位置(自分自身の左足と同じ位置)にします。
C あとは慣れてくるまで繰り返し、コマンドを言いながら教えます。

※利き手が反対の場合は、全ての作業を反転して行ってください。



 忘れちゃいけないしつけの基本

しつけは繰り返し教えてあげることが必要で、完璧に覚えるまでにはそれなりの時間がかかります。
一度出来たからといって次回までにかなりの時間を空けない様にしてください。忘れる場合もあります。
中々言うことを聞いてくれなかったり、集中力が続かない場合は今一度「ホールドスチール」「タッチング」を念入りにしましょう。

しつけは飼い主側が非常に熱くなりがちです。出来ないからといって罵ったり、
叱ったりは絶対にしないでください。あくまでコミュニケーション・遊びとして行うよう心がけてください。


本館トップ    コーギー別館トップメニューへ戻ります

Happy Rurivery 本館メニュー


Copyright (C) 2007 Happy Rurivery. All Rights Reserved.  
inserted by FC2 system